50代で親を介護する生活が始まりました。
ほぼ毎日朝と夜に親の家に立ち寄ります。
ご飯の準備、部屋の掃除、洗濯・・・
やることはたくさんありますが、
その時の自分の疲れ具合も加味して
できることをしています。

どんなに疲れていても必ずやることは
部屋の中に新しいものや何か違う様子がないかを
チェックすること、これがとても大事なんです。
この気づきが、次のトラブルを防いでくれる。

親の認知機能が怪しくなってから、
困っているのは訪問販売の人たちの勧誘です。
不必要なもの、本人が使えそうもないものを
「無料にするからお試しで・・・」などと
半ば強引に置いていき、その後有料化して、
断るまで継続させるという、ぼったくり。
本人が使えないものまで、
本人が断れないことを利用して、ひどいね〜。

しかも親も自尊心があるので、
騙されたと思われたくないから、
「欲しくて買ったの」と言い張るから面倒。
穏便にこのままでいいからと
泣き寝入りになった事案もあります。

騙した側の営業さんたちは
「高齢者はいいカモ！」
「チョロいよね〜」とか
そんな風に思っているのかしら？
やったことは自分に返ってくるから
いつか足元すくわれますからね！

営業ノルマ達成のために、相手が
理解できていないと半ばわかっているのに
いろんなものを買わせたり置いていく手口、
私には悪質と思えるけど、普通の判断力が
ある人には合法的なやり方だから
「理解できていると思ってました」
「無理強いはしてません」
としれ〜っと答える。
契約を解約できるから
グレーゾーンなんでしょうね。

高齢者が多い団地だからなのか、
訪問販売の勧誘が多いので、
毎日部屋のチェックで、
気づいたら即解約の連絡をしています。

今まで断ったものとしては
高級牛乳、高級卵、高級栄養ドリンク、
高級化粧品、お掃除グッズレンタル、
消化器、鍵、浄水器、レンタルサーバー・・・
よくわからない食品もありました。
しかも営業所が違うのか、
断ってもまたやってくる・・・。

高齢者単身住まいと思われたら狙われるのね。
「お金がないので娘に聞いてみます」と言ったら
すぐ帰った営業さんもいたらしい。
本人が気づかずにぼったくられる怖い世の中。
私がいなければ、どうなっていたかしら？

グレーゾーンとは言え、
悪質さを感じた場合は営業本人ではなく
会社に直電やメールで抗議しています。
「もう２度と勧誘はしないで」と関連部署に
申し送りしてくださいとお願いも兼ねて＾＾

高齢者を狙う訪問販売、
自分の老後は大丈夫かしら？