金沢ひとり旅、2日目金沢城公園に行きました。
ランチは公園内の「豆皿茶屋」に行きましたが、
その前に、真っ先に向かった先は
「玉泉院丸庭園」

こんな庭園、以前はなかったはず？と思ったら
2013年5月に復元工事を開始し、北陸新幹線開業に
合わせて2015年3月から一般公開されたそう。
庭園としては小さなスペース、
でも佇まいが素敵。
庭園を「カワイイ！」と思ったのは初めて。

池泉回遊式庭園、3つの浮島、素材の違う
木橋、石橋、土橋など5つの橋は、
眺める位置や角度で遠近差もうまれ、
趣があり、ずっと眺めていられます。

お庭を一望できる場所が「玉泉庵」
江戸時代に庭を管理する役所があった場所に
造られたそう。
色紙短冊積石垣やそれらを借景にして完成の
庭園全体を眺めることができる
ベストポジションに位置しています。

この庭園は、織田信長の四女で、2代加賀藩主の
前田利長の正室玉泉院（永姫）の屋敷跡に、
3代藩主の前田利常が作った庭園だとか。
利常が義理の姉の屋敷跡に？

玉泉院は子宝に恵まれず、親のいない子供を数多く
引き取って育てたとの言い伝えがあり、
玉泉院の死後、利常がここを玉泉院丸と名付けた
とのこと。
元々はどんなお屋敷だったのか気になります。
きっと素敵だったのだろうな。

和室で抹茶と季節のオリジナル上生菓子が
楽しめます。

開店間もない時間、誰もいない和室の縁側で
素敵なお庭を堪能。

傘の赤、空の青、お庭の緑のコントラストも素敵＾＾
空間を独りじめ、のんび〜りできました。

一番眺めが良さそうな席を陣取り、
絶景と美味しいお茶を楽しむ優雅な時間。
こう言う時間が大切なんですよね＾＾

30分ほど滞在し、玉泉庵を後にしました。
振り返ると、お茶待ち行列ができていました。
30分の違いでのんびりお茶を楽しめるか、
人が多くて落ち着かないか・・・
運命の分かれ道でした。

ひとり旅のコツは、人が少ない時間を狙って
行動すること。人気の場所は人と違う時間帯で
行動するようにしています。

玉泉庵でもハートを見つけました↓
赤い石、ハートっぽくないですか？

毎週土曜日は夜間開園とライトアップで幻想的な
お庭を楽しめるそうなので、行ってみたいなぁ。