「独学のススメ」に学ぶ そう言えば・・・
50代で老後のことを考えるのは早いですか?
この先のことはわからない
常に変化するのだから備えても仕方ない
先のことよりも今でしょ、今が問題
と言われることもありますが
先のことを考える=今を大切にしない
ではありません。
むしろ今が重要だから、先のことも考えているのです。
大切な今をしっかり生きたい、時間を有効に使いたい。
今を楽しみ、その日々の先に願う未来が続いていたら
いいなぁと思っています。
舵を切るのは「今」しかできない。
何もない海原を進んでいても、この方向に進めば
そのうち豊かな島々に巡り合えるのではと思う方に
舵を切りたい。
ただ憂いているのではなく、現実的に行動するために。
そんなわけで、人生の先輩方の本はよく読みます。
「アイフォンゲームアプリを開発した82歳のおばあちゃん」
としてメディアに取り上げられる若宮正子さんが書かれた
「独学のススメ」
生き生きと楽しんでいる姿が素敵です。
どんな生活をしたらこんな風にお元気で
ワクワク暮らし続けられるの?
ちょっと凄すぎて、遠い存在でしたが
本を読んだら「若宮さんでもそんなことが!」と^^
人を成長させるのは「人、本、旅」だとか、納得です。
本のタイトル「独学」は私も得意!?
(経済的理由でそうなってるだけですが)
数年前、仕事を辞めて有り余る有休消化期間に
独学で勉強したファイナンシャルプランナー。
教材は参考書1冊と中古で購入した問題集1冊。
人生初の長期休暇は転職活動、モロッコ旅行、
お伊勢参り、FP受検勉強と大忙しでした。
のんびりしたらいいのに・・・私らしい。
FPは今後の仕事に活かそうというわけではなく、
目次を見て「面白そう」「役立ちそう」と
思ったから。
勉強は得意ではありません。
合格できたのは私の人生に関り深かったから。
映画「スラムドッグ$ミリオネア」のようでした。
結婚、離婚、マンション売買、保険解約購入、
相続、資産運用など既に経験してきたから
知っていたことも多く。
その時々にわからなくて苦しんだことが無駄で
はなかったようです。
もっと早く知っていたら、人生が変わっていたかも。
FPよりもっと前に取った簿記も独学。
参考書と問題集1冊で乗り切りました。
独学は手軽にできるから、ダメもとでトライ。
合格しなくても、その知識が役に立つこと多いので
損はない気がします。
仕事で役に立つわけではないけど、
学ぶことは楽しかった。
若宮さんも
「飽きたらやめちゃえ、ものにしようなんて思わない」とか。
「楽しければ正解」「できるときにやりたいことをやる」
ダメでも「始める前より確実に知識が豊富になる」からと
スタートは軽い気持ちがいいようです。
トライ&エラーの繰り返しですね。エラーだと思ったものが
後々意味があったりするから人生は面白い。
若宮さんの言葉で耳が痛いのは
「将来に備えない、10年経ったら世界は違う」
全く、その通り!
そう思いますが・・・備えずにはいられない。
無理な節約で体調を崩したり、
将来のために今を犠牲にすることはしないけど
できることはしておきたい小心者です。