団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

最強の食卓 もうレシピ本はいらない

忙しい毎日、料理にかけている時間はないと
つくづく思います。
スーパーに買い物に行って、
食材をカットしたり、冷凍したりしながら
その週の作り置きを用意する。
まぁまぁな時間がかかっているから、
これをやめたらきっとラクになる。
でも・・・。


単純にこの作業が好きなんです。
料理している時の自分が好き。
レシピ本を読むのも、ネットで検索するのも好き。
今は時間がなくてバタバタしているから
もっと手軽に時短で調理できたらいいのかもと思い、
献立を固定化をしてみたら
休日も仕事時間も変動するのでうまくいかず。



ラクで、食材も節約でき健康的で無駄も少ない
自分のための日々の食事を50代で確立したい。
レシピ本は毎月かなりの数を読んでいるけど、
これは異色!


「もうレシピ本はいらない」 
著者:稲垣えみ子 マガジンハウス


目からウロコの料理本というより哲学書⁉︎
今の食生活が実は息苦しかったんだと気付きました。


50歳になって会社を辞めた著者の日々の食事は
メシ、汁、漬物の一汁一菜が基本。
旬の野菜さえあればアレンジは無限で
超シンプル料理のためレシピ不要だとか。
かなり独特なため、家庭がある人は
実行は難しそう。おひとり様なら楽しめる^^


調理10分、200円以内、旬の野菜を利用して
素材を味わうからシンプル調味料で十分。
共感です。私も調味料少なめのシンプル料理。
毎日のご飯はこれで良かったんですね。
スーパーでお買い得品を購入しつつ
メシ、汁、漬物、タンパク質で実行してみよう。
読んで気がラクになりました。
早速影響されて、ぬか漬けを数年ぶりに再開。
とりあえずメシ、汁、漬物は確保。
これに作り置きがあるので、疲れている日も
ご飯は食べられる。


この本が哲学書⁉︎と思ったのは、
心に響く言葉が散らばっていたから。
例えば


料理を失敗した時に、失敗とは思わないのだそう^^
「ネーミングを変えるのだ。成功だの失敗だの、
人生はそんな二者択一で分けられるほど単純じゃない」


日々の素朴な食事に幸せを見出せることに対して
「大きな幸せは小さな幸せを見えなくするのである。
そのうちに、見えないだけだということも忘れてしまう。
小さな幸せなど全く存在しないかのように思い始める。
そして、さらなる大きな幸せばかりを求めるようになる」


プロローグの言葉にもグッときました。
「人が生きていくために必要なものって
実は全然大したことない・・・必要なものは
高い金を出さなければ買えないものでもなんでもなくて、
それを作り出す力」


忙しいと言いつつ料理は好きなので、
これからもズボラ料理、
シンプル料理を極めていきたいと思います。


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