団地の芝生に転がっていた花梨の実。
木から落ちたみたいで、周囲にいくつもコロコロしている。
大きいのは縦１８cmもある。
一番大きいのと小さいの、新鮮そうなのを拾う。

表面がベタベタしていてびっくり。
植物の油分が皮に染み出てるのかな？
初めて触ったら、意外な手触りで驚く。

カリンは１0月～12月が旬のバラ科の果実。
香りはさわやかで、いい匂い。

ネットで調べたら
実が固く、渋味が強いので生では食べられないそう。
だからいっぱい落ちてるけど、誰も拾わないんだな。

歴史は古く平安時代（約1100年前）に弘法大師が
唐から苗を持ち帰ったことが始まり。
昭和５０年代に喉の薬として大流行したそう。

カリン酒、はちみつ漬けなど作るには、
もっと新鮮な実がいいだろうし、
とりあえず芳香剤がわりにお部屋に飾ってみようかな。