ヒナゲシと似ているけど、実は危険なナガミヒナゲシ
母が植物を育てることが好きなので、
団地で小さな花壇を一緒に手入れしています。
昨年ごろからこの時期に
種を蒔いたわけでもないのに
ヒナゲシに似たオレンジの可憐な花が咲きます。
道端や空き地でよく見る花、
どこかから種が飛んできたんだね。
今年も咲いたので
名前ぐらいは確認しておこうと調べてみたら
ナガミヒナゲシでした。
地中海沿岸原産のケシ科の植物で、
繁殖力が強く一株から最大15万粒の種ができる
こともあるとか、凄いですね〜。
茎や葉にアルカロイドという植物毒牙があり、
素手で触るとかぶれることもあるそうです。
さらに
根から他の植物の育成を妨げる成分を出すから
生態系に大きな影響を与える植物らしく
駆除対象の地域もあるとか・・・
知りませんでした。
可憐な花だわ〜と
ほのぼの眺めていたけど、
他の植物の生育まで邪魔するなんてね。
確かにこの花の周りには
種を蒔いたはずの植物が育ってないわ。
かわいそうだけど
母の花壇のお仲間にはできません。
種ができる前に抜き取りたかったけど、
ちょっと手遅れ・・・。
これ以上増やさないように早急に
対処します。
ご近所の緑地やお散歩途中で
よく見かける植物たち、
身近だけど知らないことたくさんありますね。
