団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

10年後の自分も自分だからと思う年の瀬 & 良いお年を!


タイトルだけで泣ける本、
以前ブログに感想を載せました。


「それでも食べて生きてゆく 東京の台所」
 著者:大平一枝  毎日新聞出版



それでも食べて生きてゆく、
この言葉に心が震えます。


自分の弱さを噛みしめながら
今はこんなだけど、
それでも食べて生きていくんだと
自分につぶやく・・・弱くて強い決意。


もう辛い思いはしたくないけど
私は弱いから、今後も起こりえるでしょう。


とにかく生きるために
ご飯を作って、食べて、また作って。
美味しくも楽しくもなく、喜びがないどころか
感情すら希薄。まるで抜け殻のよう。


でもそんな日々の営みを
淡々と繰り返すしかなかった先に、
思いがけず突然、チカっと光る何かを見つける。
その光のおかげで生活に色彩が戻ってくる。
やっと息ができた、
生きていてよかったと思える瞬間。


基本は「今」が大事と思っているけれど、
「今」が辛くて直視できない時は
10年後の自分も自分なんだから・・・
自分が諦めたら誰が助けてくれる?
と考えてみたりもします。


何度も過去の自分に助けられてきました。
10年後の自分を助けられるのは今の自分。
それは確かなこと。


だから辛くて何もしたくない時でも食べる。
何を作るか、手順なんてどうでもいい。
味がついてなくてもいい。どうせ感じられない。
ただ何を摂取するかは大事な気がする。
自分の力になるもの、
心と身体を支えてくれるもの。
安全なもの。
食べたものが自分を作るから。


お酒を浴びるほど飲んだり
ジャンキーなものばかり食べたりしない。
この先も自分を助けるのはやはり自分、
50代、ガタがきた身体を
これ以上悪化させてどうする^^


今までもこれからも色々あるだろうけど、
それでも私は食べて生きていく。
今日も明日もこの先も。
元気出していこう〜


10年後の自分を笑顔にしたいと思う年の瀬です。


2023年は今日でおしまい。
ブログを読んでくださる方々の存在、
何気ないコメントに温かい気持ちになったり、
他の方のブログを拝見して元気が出たり、
それらが全て日々を生きる力になりました。


思いがけず本を出版することになり
応援してくださる方の存在にも気づけた2023年、
ありがとうございました。
おひとりさまだけと一人ぼっちじゃない^^
ブログを始めてよかったです。
今年もお世話になりました。


あと数時間、2023年を全力疾走します^^
みなさまも良いお年をお迎えくださいね。








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