原田ひ香さん原作の「三千円の使いかた」
TV放映６話目は「退職金の使いかた」
退職金の使い道の話ではなくて、夫婦の離婚問題が
中心のお話でした。

退職金と言えば、
自分が受け取る退職金の額をギリギリまで把握
していない人は半数以上いるのだとか。
私もその一人でした。一応、退職３ヶ月前に
確認したのですが、正確なお答えがもらえず、
退職日１ヶ月前ぐらいに届いた通知で知りました。

あまりの少なさにびっくり！
間違いかと思いましたが、
中途採用＆中途退職の女性社員は
こんなもんなんでしょうね、世知辛い世の中。

それでも多少まとまった額のお金を手にしたので、
有意義に使いたいと思います。
ネットで調べてみると、
「退職金」の使い道として多いのが「貯蓄」「ローン返済」　
今の生活がギリギリな人は日々の生活費に消えていくらしい。

実は私、まとまった額の退職金をもらうのは２回目。
１回目は何に使ったか覚えていません。おそらく
貯蓄と日々の生活費に埋もれてしまったのだと思います。

だからこそ今回は
「何に使ったか記憶に残る使い方をしたい」と思い、
退職金を利用して念願のモロッコ旅行に行きました。
20代後半、新聞に掲載されていたモロッコの風景に
心奪われ、定年のご褒美旅行にと以前から
ぼんやり考えていたのです。

ボーナスに毛が生えた程度の退職金の額を目にして、
旅費には十分なお金と持て余すほどの有休消化期間
があるなら「今行くべきじゃない！？」
会社員では十日以上も連続で休むことは難しく、
海外旅行は近場ばかり。この先も正社員ならまず無理。
時間もお金もあるなんてチャンスだと思えました。

これから無職になるアラフィフおひとり様の退職金の使い方、
誰に聞いても貯蓄がいいと言うに決まっていそうですが。

見たかったのはこの風景　↑
マラケシュにある「ジャマ・エル・フナ広場」
なんでもあるカオスな場所、活気があって
この空気感を体験できて良かった〜
カフェでミントティを飲みながら眺めた風景は夢のよう。

実はモロッコは見どころがたくさんあって、
青に染まった神秘的な街、シャウエンは有名ですね。

サハラ砂漠もあります。
朝日をみんなで待つ時間、静寂が心地よかったなぁ。
たくさん失ったけど、
まだまだこれからだと思えたり。

サハラ砂漠で星空やラクダを楽しみ、
みんなでジャンプしてはしゃいだり

年甲斐もなく、若い子と一緒に消えるタトゥーを
楽しんだり

民芸品屋さんで可愛いもの眺めつつ、
お土産選びも楽しかった。

スパイスやお茶、フルーツ
目新しいものがたくさん。
世界一の迷宮都市フェズでは
本当に迷子になりそうでした。

この向こうにはある海は地中海につながっているとか。
おひとり様限定の旅だったから
自分時間を存分に楽しめました。
この先も頑張るぞと思い、今に至ってます。

お金使っちゃった分、稼がなくちゃ！
念願が予定より早く叶ったので、次の夢を描きつつ。

「三千円の使いかた」では夫婦でハワイ旅行に行きましたね。
新婚旅行の思い出の場所巡りとはいい使い方だと思いました。