団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

週末は終活手伝い11  冴えてるね!【介護ルーティン】

親の家の片付けを不定期に手伝っています。
片付けたのに戻る、減らしたのにまた買ってくる、
そんなことはしょっちゅうで
以前はイライラしていたけど、
近頃はそれが生きている証でもあり、
日中元気に活動していたのだと思うと
ホッとしたりもしています。


そんな風に思えるようになったのは
親の老化が目に見えて進んだから。
歩くのも立ち上がるのも辛くなったようで
日中は椅子に座ったり寝てることが多くなり、
一人で買い物もほぼ行かなくなりました。
同じものを何度も何度も買ってきた頃の
元気はありません・・・。



生活動線上にさらに手すりを増やそうかなと
思い始めています。


先日、学習机を粗大ゴミに出すことができました。
学習机は2つもあり、場所を塞ぐので
処分したかったのだけど「まだ使う」と言われ
捨てられずにいたのですが、
やっと踏ん切りがついたようでOKが出ました。


もので溢れて足の踏み場もなかった空間は
コツコツ片付けの成果が出て、ベッドも車椅子も
入れられそうなほど広くなりました。
次のステージに進んでも
スムーズに移行できるように・・・
着々と準備を整える娘


まだ手放せないと言われたものが残っているから
ものが多い方ではあるけど
押入れ、キッチン、使ってない部屋の片付け、
収納家具の引き出しなどの片付けを一通り
してきたのでかなりスッキリ。


今回引き出しから出てきたものは
多数の封筒とカード。
写真以外にも便箋、封筒はまだまだあります。
私もカードの類は多いから気をつけよう。


その中にこんな封筒が多数紛れてました↓



郵便番号が5桁から7桁になったのは
1998年年2月2日だと郵便局のHPに記載あり。
母62歳、まだ現役で働いていました。
筆まめだった母はその当時も
たくさん手紙を出していたのでしょうね。
郵便番号の桁数が変わったので、
一枚一枚封筒に紙を貼り
修正して使っていたのだと
わかる・・・私にはない几帳面さ。
今から20年以上も前の元気な母が懐かしい。
60代はまだまだ若い、そう思えます。


親のお家片付けで、今まで知らなかった一面や
親の人生の断片を垣間見たり、思い出したり
しながら過ごす親との時間は、
長く離れて過ごしていた親子だからこそ
しみじみ込み上げるものがあるのかもしれません。


介護はゴールのないマラソンを走るランナーのよう。
どこに向かえばいいのか不安だし、
向かっている方向が正しいのかもわからない。
ゴールに辿り着きたいのかそうでないのか・・・
それさえもよくわからない状態。



不安の闇にのみ込まれてしまいそうな時もあれば

面白い発見もあります。


最近パンが主食となっている母、

食べ切る前に別のパンの袋を開けるのは

いつものことで、洗濯バサミで止めていました。


ある日、洗濯バサミではなく真ん中に穴がある

金属で止めているのを発見して、思わず

「冴えてるね〜、頭いい!」

と感動^^


洗濯バサミが見つからなかったのでしょうか?

「この発想は私にはなかったわ」

勉強になりますね。

あるものを利用して生活する母の姿、

久しぶりに発見できて嬉しい^^


不安、発見、ほっこり、喜び、

介護する日常には喜怒哀楽が満載ですね〜

疲れるけど、楽しいこともあると

思うようにしています。



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