50代でやめたこと やらないと決めたこと
子供の頃は50代は一括りに大人に見えて、
現役リタイアのお年寄りイメージでしたが、
実際に自分がその年齢になってみると、
そう単純でもないことに気が付きます。
活躍されている70代、80代の方が多くなり
人生100年時代の50代は折り返し地点?
ある意味「まだまだ」なのかなとも思います。
もう歳だから・・・と
老け込んでいるわけにもいきません。
「まだまだ」とはいうものの
若くないのは事実で、無理すれば壊れやすい。
50代には50代なりの、
自分にしっくりくる無理のない方法で
生き抜こうと思うようになりました。
アドラーの「嫌われる勇気」を50代で読んで
ハッとしました。身に染みる。
誰かに承認してもらわなくても私は私だし、
ライフスタイルはいつだって選び直せる。
そして人生は誰かとの競争じゃない。
そんな気づきがジワジワと今の私の生活を
穏やかなものにしてくれたような。
50代になり自分の中で手放そうと思った
性質があります。
それらは長年私の良いところであり、
仕事上の評価につながるものでしたが。
頑張り屋で責任感が強く
任せておけば大丈夫な人
この評価に縛られて、生きづらかった40代。
50代からは
・我慢しない
・頑張らない
・世間体にこだわらない
・大変なことは引き受けない
若い頃の苦労はその後の人生に役立つことも
あったけれど、50代では?
得るものもあるでしょうが、失うものも多そう。
大きなストレスは健康を害して病気につながります。
50代になり、健康のありがたみが増し増し^^
長らく評価されてきた私の良いところは
私の本質ではなかったことも関係しています。
「人からよく思われたい」
「評価されたい」
「あの人よりも私の方が・・・」
「ローンがまだ残っているし」
という思いから無理してやっていたところもあり。
でも後悔しているわけでもありません。
それは私の一部であり、その姿勢が今の私を
作っているのだから。
今でも頑張り過ぎてしまうクセが時折でますが、
敢えて・・・
50代以降は
人生楽しんだもの勝ちと切り替えることに。
それを頑張って自分は楽しいのか?
その先を楽しめるのか?
楽しめるならGO!
楽しめないならやめる、方法を変える。
人からの評価ではなく、自分自身を大事にと
少しずつ考え方を変える努力を続けています。
50代からは何でも全力投球して頑張るのではなく、
やりたいことは頑張り、楽しめないことからは逃げる。
普段は7〜8割の力で生きることを理想に。
こんな風だから仕事の評価は今はそこそこ。
上を目指すわけでもないので気楽。人間関係は
いい加減な人だと思われることもありますが、
自分が思ったより仕事も交友関係の評価も
下がっていないような^^
好きなこと(本音)を言い、やりたいことを
先延ばししないように行動するようになりました。
このことで新たなトラブルを引き起こしたと
しても「自分が好きでやっている」と思えるから
ストレスは減りました。
人から苦労と思われるようなことでも
自分が好きでやっている、自分で選んだと思えば
愚痴もそれほど出ない^^
50代で手放したものは他人の評価を気にする自分。
手に入れたものは自己肯定感ということかしら?
そう簡単に切り替えられるものでもないから
まだまだ修行中の身です。