団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

「笑えば笑う」で親の介護を気楽に

母親の介護問題で悩むことが多くなりました。
まだ身体介護はそれほど必要なく、
生活を見守っている感じですが、
それでも様々な問題が起きます。


この程度で落ち込んでいたら、この先はどうなる?
もっと大変になるのにと思うこともしばしば。


そんな不安も相まって、母親と話す時は無意識に
眉間にシワが寄り、声のトーンも暗くなりがちです。
これではますます介護が辛くなってしまう。


だから近頃は
「どうしてこんなことに?」とおかしな現実に直面しても、
なんとか笑顔で事実(解決策)だけを見るようにしてます。




先日、母親の冷蔵庫を開けると卵が3パック入ってました。
「一人暮らしなのに、どうして3パックも?」
買ったことを忘れて、また買ってしまったのでしょう。
どんどん落ちていく認知能力・・・。


このパターンで洗剤もインスタントコーヒーも
ラップ類も売る程在庫があるのです。
貰い物もあるはずとは思いますが。


以前は「どうしてこんなに買ってくるの」
「ちゃんとメモして買い物すれば」などと
眉間に皺寄せて問いただすように言ってました。
母親はうつむき、自信を失くしてしまいました。
その姿を見て、私も苦しくなるという悪循環。


最近は親の認知能力が落ちていることを実感しても、
だからこそ笑顔で声をかけようと努力してます。


私「たまごが3パックあるね、一人で食べられる?」
母「3パックもある?特売で安いと買っちゃうから」
私「一人で食べるには多いから、1パックもらっていい?」
母「いいよ〜」(ご機嫌)
私「ありがとう」


娘に感謝されたと喜んでいるみたい。
ご機嫌な親の様子を見て私も嬉しくなります。
親がご機嫌ならそれでよし。
笑顔で言えば、笑顔で返ってくる。



が、話はここで終わらず・・・。
別室の保存庫を確認したら、さらにたまご2パック発見。
もう笑うしかない。
「アハハ、たまご合計5パックあったね。3パックもらって行くよ」
「いいよ〜、いっぱい持っていって。買いすぎちゃった」(ご機嫌)


大量にある卵もコーヒーも無駄にせず使えばいいだけ。
洗濯洗剤とラップは1年以上買わなくてもいいかも(笑)
買う手間が省けたと思うことに。


親の介護問題は
楽しいよりも辛いことの方が多いからこそ、
笑いや面白さを見つけることが大切なのかも。
笑顔は親の為ならず・・・自分の為だと気づきました。


現実は何も変わらないけど、
顰めっ面や悲しい顔よりも
笑顔が多い方が精神的なダメージが軽減される気がします。


さぁ今週はたまごを食べるぞ〜。

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