団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

本は断捨離が基本 だけど手元に残っている本

書斎に憧れ、本を集めていたのに
現在の住まいに本棚はありません。


若い頃は引っ越し魔で、2年で引っ越しが
基本スタイルでした。引っ越しの度に
ダンボール数箱に詰めて、着いたら荷解きして。
重いし、大変でした。


そのうちダンボールに詰めたままになり
次の引越しまで開けられることなく・・・。
もはや自分がどんな本を持っているのか
さえも忘れています。
所有していることに意味がある!?
書斎は夢のまた夢な生活です。


スペースを有効活用するために
思い切って実用書以外は断捨離。
すっきりしました。
読みたくなったら
図書館で借りる、また購入する。
ほとんどの本がまた手に入ります。


本を読みなが読書メモをとり、
気がむいた時に「読書メーター」アプリに記録。
電子書籍という手もありますし、
本棚がない生活が長く続いていますが、
不便に感じることはあまりありません。


最近知人に「感銘を受けた本は?」と聞かれて
それは色々あるけど・・・。
そう言えば捨てられない本があることを
思い出しました。


紙の本の良さは
書き込みできる、触れられる、劣化する。


久しぶりに手にした3冊の本。
ページを開けば、茶色く日焼けした紙、
色褪せたマーカーとともに「あの頃の私」の
悲しみや苦しさの足跡が残っていて
今も力を与えてくれた本からのエールが
続いている気がします。


その当時は見えなかった苦しみを乗り越えて
未来を生きる今の自分の姿。
本をパラパラし、その空気に触れるだけで
過去と今が繋がります。
私の手あかと涙が染みついた特別な本。
手放したら、もう手に入らない!
という理由で、
これからも手元に残っていると思います。


久しぶりに読んでみようかな〜

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