おばあちゃんの愛用品【老い支度】
コロナ騒動で、もう何年も実家には帰っていません。
「家の片付けをするから、必要なものがあるなら
教えて」と実家から連絡がありました。
「何もないよ」と言ったものの・・・
おばあちゃんのお部屋には
当時の愛用品がまだたくさん残っています。
亡くなって30年近くになるのに、なかなか処分できず。
ボンボン時計はネジ巻き式で、
もしかしたらまだ使えるかも?
セイコー製です。
音が大きいので、団地では使えそうにありません。
残念!
アイロンもありました。
「ベストアイロン」ベスト電気製作所のものです。
インテリアに使えそうだけど・・・。
良い使い道が見つかりません。
おばあちゃんがいつも食事で使っていた茶碗。
大正生まれ、食べ物はご飯一粒も
無駄にしませんでした。
着物の端切れで作った飾り。
30年の歳月で色褪せてしまいました。
毛糸のセーターはほどいて編み直し、
洋服はリメイクしてバッグや袋物を作ったり、
マメで器用で、無駄なく暮らしていた様子が
思い出されます。
捨て難い・・・
でもそろそろ処分しなくては。
私も50代になり、自分の老い支度に四苦八苦。
先延ばしは放置と同じこと。
引き取りたいけど、引き取れない。
せめてデジタル保存しておきたいと思っています。
