団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

50代女性おひとり様は、既に住宅を購入している? その1

30~50代の独身者を対象にした住宅購入に関するアンケートによると
(株式会社エイチームフィナジー、2020年3月男女819人対象)


約4割が住宅購入に関して意欲的だった。
「すでに住宅を購入している」15.6%
「具体的に購入を検討している」4.3%
「まだ具体的に検討していないが、
いずれ検討したいと思っている」17.0%

「すでに住宅を購入している」と答えた割合が
最も多かったのは、50代後半の女性。
3人に1人はすでに購入済みという結果。


30代前半では37.2%、30代後半では34.2%の女性が
すでに住宅を購入済み、もしくは検討中であると答えた。


住宅購入に関心を持ったきっかけは
「賃貸の家賃を払い続けるのがもったいないから」27.3%
老後のため」21.6%


老後は、ぼっち生活の可能性が高いと気づき始めた女性が
賃貸から住宅購入にシフトするのではないかしら?


実際、私もそうだったし。
色々あった30代、今後の生活や老後を見据えて、
30代後半でマンションを購入。
購入を決めた時は、これでよかったという思いと
大きな借金を背負った重みから不安になったけど、
今思えば、40前後で決断しないと
後になればなるほどできなくなる気がする。


女性の給料が右肩上がりに伸びていくのは40代まで、
この時期なら、ローンも通りやすい。
35年ローンを組むなら、40代がギリギリ。
だから50代女性は住宅購入済みが多いのでは。


賃貸は気楽でいい。家屋修繕の負担もないし、
簡単に引っ越しすることもできる。
買う気はないなぁと若い頃に言っていたぼっち友達も
30代後半でマンションを購入していた。


なぜ賃貸から購入に踏み切ったのか、
私の場合は下記の2点が決め手でした。
①「高齢になったとき契約を更新できないことがある」
  他を探そうにも「高齢者単身では物件を貸してくれない」


この不安はかなり大きかった。


②長生きする女性にとって、一生家賃の支払いが続くのは負担大。
 もらえる年金は少ないのに、現役時代並の家賃は払えない。
 安い物件に引っ越そうにも貸してくれない場合もある・・・。
 老後、安心して住める家がないのは大きなストレス。


マンションを購入したことで、
・簡単に引越せない
・メンテナンス費用がかかる
・固定資産税・都市計画税がかかる
・修繕積立金、管理費がかかる
などあるけど、結局ローンを完済してしまえば
老後は賃貸よりも低コストで暮らすことも可能になる。


先日ブログに書いた「国が発表の老後の生活費」目安、
住居費1.3万円に限りなく近づけるには
家を購入するしかないのですよ・・・たぶん。


しみじみ30代で購入を決断できてよかったと思う。
その後、売却し団地に住むことにはなったけど、
マンション売却金を分譲団地購入&リノベに使えたから。


老後のためによかれと思って、住宅を購入したけど
(アンケート結果から、50代女性では珍しくない意見)、
やはり賃貸がよいと言う人もいるでしょう。


結局自分が老後のどこに不安を感じるかによるのかも。
私は、自分の「老後に望む生活」の実現のために
住居がポイントになったからこその選択でした。


老後に住まいの不安を少しでも減らしたいので、
購入という決断でよかったと今は思っています。

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