映画「侍タイムスリッパー」をAmazon prime Videoで観る
※画像はお借りしました。
Amazon prime Videoで第48回
日本アカデミー賞の最優秀作品賞に
選ばれた「侍タイムスリッパー」
を観ました。
1館のみの上映から始まり、
異例の大ヒットとなった
低予算自主制作映画・・・
賞をとるまで知りませんでした。
「カメラを止めるな!」を彷彿させ期待大^^
幕末の京都から会津藩の武士が
現代にタイムスリップし、
時代劇の斬られ役として活躍するという物語。
笑いあり、哀愁あり、侍の矜持ありで
個人の物語が展開する中で時代劇の衰退や
日本の歴史すら感じさせる壮大さ、
そんな時代があったね〜と
日本人特有の何かが心揺さぶります。
コメディタッチな路線もいいですね。
「カメラを止めるな!」は低予算で
工夫してよく作られていると感心したけど、
こちらは低予算とは思えない本格派。
どこが低予算⁉︎
子供の頃見た時代劇そのままの素晴らしさ。
この映画の制作に関わった皆様の
情熱と愛で実際に支払ったコスト以上の
ものが出来上がっているのでしょうね。
安田監督の努力だけでなく
太秦の東映京都撮影所、衣装や床山さんの
協力も大きかったでしょうし、
コロナ禍での撮影というのもね、
いろんな要素がこの作品作りにおいて
いい方向に進んでいった結果なのかなと
これはカメラを止めるな!以上の奇跡かも^^
主演の山口馬木也さんがものすごくいい!
演技とは思えない自然さで、
主演男優賞じゃないのが不思議なぐらい。
殺陣のシーンはあまり興味がない私だけど
今回は目が離せませんでした。
所作、表情、殺陣・・・
どこをみても惚れ惚れします。
相当な努力をされたんだろうなぁ。
ストーリーの良さと役者さんの
素晴らしい演技、
最優秀作品賞、納得です。
