母娘ともに神社仏閣巡りが好きでした。
以前は有名な神社に電車を乗り継ぎ
初詣に行ってましたが、
ここ数年は地元の神社に詣でています。

今年は境内にゆりの花を見つけました。
凛としたゆり、好きです。
「珍しいね〜」と母と楽しみました。

参道には提灯が吊るされて、お正月は
いつもと違う雰囲気がいいですね。
地元住民しか参拝しないであろう神社、
しかも空いている時間に行ったので
ゆっくりご参拝できました。

母の動きが超スロー＆マイペースなので、
人が多い場所へはもういけません。
これが最後の初詣になるかもと
思いつつここ数年過ごしてきました。
今年は初詣に行くと言ったけど、
来年はどうかな？
帰り道、しんどそうだったから。

お正月はお賽銭の額をはずむ母、
５〜6年前は5000円札を惜しげもなく入れ
いいことありそうと笑ってました。
３〜4年前は3000円ぐらい、
去年は1000円入れて笑ってました。
年金額が少ないといつも文句を言うくせに
お賽銭の額は私より多くて気前がいい。

今年は私が手渡した500円玉を受け取り、
「ここに入れればいい？」と確認。
参拝の方法がわからなくなったんだなぁ。

私のやり方をマネして
「今年も良い年になりますように」とか
願いを込めてねと言うと
大きな声で「良い年にしてください」と
神様に伝える母。
みんなに聞こえて恥ずかしい・・・
でも素直で笑える。
今年は初詣の後に笑ったのは私でした。

団地に引っ越してからは
毎年ここで母と初詣をしてましたが
そろそろ母との初詣じまい・・・かな。
定点観察のようにいつも同じ場所で
写真を撮り続け、年を追って見返すと
母も私も年老いていく・・・
ここまで歩くことすら次は難しいかも。

でもまだやれることはあるからね。
楽しめることをやったらいいよね。

歩くのが不自由になったなら、
お家の神棚で初詣したっていいんじゃない？
初詣の意味がわからなくても、
手を合わせたい気持ちがあるなら
それで十分じゃない？

初詣でまたまた闇落ちしそうになっている
自分の方が問題だわ。
老いていくのは当たり前、
どう考え、どう生きようとするかが大切ね。
臨機応変、できること考えましょ。