団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

11月に読んだ本 今夜ぬか漬けスナックで


「今夜ぬか漬けスナックで」
著者:古矢永塔子 出版社:小学館


ぬか漬けを始めてから、ぬか漬け本が
気になります。レシピ本ばかり借りてましたが
小説も読んでみたくなり、
本の題名に惹かれて読みました。


主人公は30代の槇生さん、母娘の確執、年下の継父、
ジェンダー問題もありと盛りだくさん。
実母の葬式後から話は始まり・・・面白かったです。
舞台は小豆島、行ってみたくなりました。


ぬか漬けの工程、食材がストーリーと絡み
ぬか漬けのアイデアも楽しめるし、
ぬか漬けに合う美味しい料理も次々出てくる。
料理が出てくる読んでて美味しい本は大好きです。


ぬか漬けをタルタルソースの具材にするのは
私もやったことあったけど(なかなかイケる)、
りんごやドライフルーツをぬか漬けにして、
ピンチョス作るとは面白い。
今度やってみよう、ワインに合うかも^^


想いは伝える努力をしないと
なかなか伝わらないもの。
親子の確執はちょっとしたすれ違い、勘違い、
コミュニケーション不足から生まれることが
多い気がします。最初の一歩は勇気がいるけど、
あとで気が付くなんてドラマの中だけ、
わかって欲しいなら諦めちゃいけないね。


母との距離感も以前はこんなだったなぁと
思い出しました。
勝手にこういう人だと思い込んで
モヤモヤしていました。
好き勝手言い合う仲になれたのは、
いろんなトラブルが何回も勃発し、
関わり続けるしかなくて
かっこ悪いところや嫌なところも
隠さずに接するようになったからだね。
かっこ悪いところを知っても
「だから何?」って思えるのが
絆の強さかもね〜





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