団地日記

築50年越えの団地暮らし ✳︎✳︎✳︎のんびり老後の準備始めました✳︎✳︎✳︎ 

私の台所と団地のキッチン事情

高校までは実家の大きな台所、
学生時代はワンルームの狭い台所、
社会人になって社宅暮らしも体験し
1DK〜2DK、賃貸、分譲マンションなど
様々なキッチンで料理をしてきました。


料理好きな人にとって、
自分の台所はパートナーのようなもの。
私の居場所はいつも台所にありました。
料理するだけでなく、考えごとをしたり、
お茶を飲んでほっこりしたりと1日の大半を
ここでで過ごします。


最近、台所を模様替えしました。
以前はこんな感じ↓



今はコレ↓
築50年越え団地とは思えないでしょ^^



キッチンのど真ん中にあったテーブルと椅子を
リビングの眺めのいい窓際に移動しました。
これで春の桜を食事しながら眺められる^^
テーブルを移動したことで、本や書類、文具は
リビングに移動し、かわりに食品や
食事に関するグッズを棚に収納して
より機能的になった〜


システムキッチンの引き出しにしまっていた
食器類は見える収納に変更。
こちらの方が断然使いやすい。


仕事から帰ったら
椅子に座ってコーヒーかお酒を嗜み、
一息ついてご飯の準備に取り掛かります。
温かい色合いの広々した空間、実用的で
可愛い雑貨を眺めていると元気になれます。
ここは私のパワージャージ&
スイッチ切り替えスポットなんです。


キッチンを居心地よくする方法は、
私の場合はトキメクものに囲まれること。
ドキドキふわふわ、心くすぐられつつ、
生きる気力が湧く空間を作れたら最高です。


ふわふわし過ぎても落ち着かないし、
ショールームのように整い過ぎは楽しくない。
程よい生活感が漂うゴチャゴチャ感、
効率の良さや使い勝手を考えた配置、
最も重要なのは自分の好きなものや色で
自分の心が明るくなるように仕組むこと。
キッチンにいる時間がご機嫌だと、
生きる力が湧いてくる気がします。


辛いことがあっても、
「美味しいものを食べて、元気だそ」
と自分に言い聞かせて日々を過ごしています。



このスペースも少し変えました↑
以前はほぼ飾り棚でしたが、今はYouTube見ながら
料理したり、お茶を楽しんでいます。
最近ハマっている薬膳の影響で、はと麦茶を大量に
ストック中。毎日作って職場に持参してます。
引き出しと棚にはお菓子や普段使わないものを収納。


私の台所はリノベしたのでかなり変わってますが、
実は団地のキッチンをそのまま使おうかとも
考えていました。とてもいい感じに年を重ねて
素敵だったから。まさに昭和アンティークな雰囲気。


確かに古いけれど、団地キッチンは便利なんです。
前面の壁には調理ツールをかけられるから、
使いたいものは手を伸ばすだけでOK。


重いものを入れても頑丈な作りの吊り棚、
それに付属の水切り台は食器や食材の一時置きとして
活用できるので、省スペースでも効率良し。


対面キッチンが流行りだけど、
壁付タイプは、キッチンの後ろのスペースが
広く使えるのでとてもいいし料理にも集中できる。
おひとりさまや老後にはむしろこれがいいかも⁉︎


母のお家(団地)はこのタイプのキッチンです。
母の介護中に涙が出そうになったり、
イライラしている時はキッチンに向かいます。
こんな顔している自分が嫌だから・・・
自然な感じでキッチンに立ち、
母に背を向けている間に気分を切り替えます。


無駄なくシンプルなキッチンのお手本が
団地のキッチンだと思うのです。
実家はとっても広いキッチンだったけど
逆に広過ぎて使いずらく掃除も大変でした。


団地キッチンはコンパクトな上に
調理器具をつり下げたり、見せる収納にするのも
簡単で、しかも存在そのものが生活感のある
温かみを感じさせる^^


いろんなキッチンを渡り歩き、
自分好みにアレンジしてきた私が
もしリノベしなかったとしたら、
100均、無印良品、IKEAのシンプル雑貨と
古い道具たちを共存させてレトロシンプルな
キッチンを作っていたかも。
北欧やアジアンな雑貨とも相性良さそう^^
色味はシルバーやアイボリー、
グリーンでまとめてもいいなぁ。
シンクの周りはカラータイル、
照明はアンティークなもの、
壁やキッチンの扉も壁紙シールでリメイク。


母のキッチンもこんな風にしたら
見違えるのにと夢は膨らむけど、
母のキッチンは母のもの、変えちゃいけない。
母の愛用のグッズ、今の生活が溢れているから。
キッチンを見れば暮らしぶりわかりますね


居心地の良さは人ぞれぞれ、
でもそこにはきっとその人の「好き」が
隠れているのではと思います。
古臭いと言われる団地キッチン、
私は好きです^^



エッセオンラインでも記事を書いています。
読んでいただけると嬉しいです↓






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